こんにちは。
前回は「ライン」をご紹介しました。
先行型の選手の後ろに追い込み型の選手がつき、
ラインを形成し、第3コーナー、最終コーナーあたりまで他のラインと競い合います。
最後は同じラインでも各選手が1着を目指しますが、
余裕があれば同ラインでの1着、2着、3着独占を目指します。
ただ、ラインで独占するのは難しく、力が拮抗している場合、
ゴール前の最後までもつれてしまいます。
今回は競輪選手の脚質・タイプについて、ご紹介します。
競輪選手の脚質・タイプ
先行/逃げ/捲りタイプ
先行する選手は自力型といい、ラインの先頭を走ります。
先行選手の走り、戦法、しかけるタイミングにより、
レースの結果が大きく変わってきます。
例えば、先行選手が早いタイミングで逃げを行ってしまうと、レース終盤まで持たず、
他のラインの選手が勝ってしまいます。
若い選手や脚力のある選手が自力型の選手になります。
追い込みタイプ
追い込み型の選手は先行型の選手の後ろにつきます。
1人つく場合は2人のライン、2人がつけば、3人のラインとなります。
追い込み選手は、先頭選手をサポートしながら、最終的には1着を目指します。
例えば、レース終盤、他のラインが後ろから捲(まく)ってきた際には、
他のラインの選手を抜かせないようにブロックし、先行選手や自分のラインを守ります。
他のラインの選手をブロックするため、追い込み選手は横の動きに強い必要があります。
後ろにつく選手によっても先行選手、ラインを形成する選手の結果は変わってきます。
先行選手のすぐ後ろを走る選手を番手、その次の選手を3番手と呼びます。
「競輪選手の脚質・タイプを知る」のまとめ
今回は競輪選手の脚質・タイプについて、ご紹介しました。
レースでは、先行選手の脚力や番手の選手の力、
ラインの人数、どのラインが先行するかを考えます。
出走表や動画の中継、各新聞では、選手の脚質、並び、競争点数、
レースの展開予想、選手のコメント(一言)などが紹介されるので、
それを見てレースの展開、どのライン、誰が勝つかを考えるとおもしろいと思います。
まずは先行する選手やラインに注目して、競輪のレースを楽しんでみてはいかがでしょうか?